「免責額」の内容はごく簡単です。「免責額」とは、保険会社が「責任」を「免除」される金額になります。 たとえば、30万の損害の事故を起したとします。保険に免責額5万が設定されていれば、保険会社から25万支払われ、残り分は自分で負担することになります。
この免責額設定にはメリット・デメリットがあります。
ただし、一番重要な要素は保険料だと考えられます。事故が無くても保険料は毎年払わなければなりません。
普通の修理屋さんであれば、ある程度の損害額以上だと免責金額をサービスしてくれる事が多いです。安心のために免責0の保険に入っている方も多
いのですが、だいぶ保険料も違いますし、お近くの修理屋さんを知っているなら免責金額を設定しましょう。行きつけの修理屋さんを作ることは、単に修理金額やサービスの問題だけでなく、保険料削減にも役に立つかもしれません。
そんな貴方に伊倉鈑金では、保険での修理をご希望のお客様に下記のような特典をご用意してお待ちしております(下記の特典はお客様のご契約内容・事故状況によって条件が変わりますが、出来る限りのサービスを心がけておりますのでご期待ください)。
保険のご契約内容や事故状況がややこしくてわからないという方は、直接お電話下さい。
事故対応・処理のアドバイスからお車の修理方法などなど、丁寧にご説明いたします。
伊倉鈑金保険修理サービス一覧表 | |||
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車両保険加入 | 車両保険未加入 | ||
自損事故 | 免責金額なし | A | E |
自損事故 | 免責金額あり | B | E |
事故相手あり過失割合相手100% | 免責金額なし・あり | A | A |
事故相手あり過失割合お客様100% | 免責金額なし | A | E |
事故相手あり過失割合お客様100% | 免責金額あり | B | E |
事故相手あり過失割合あり | 免責金額なし | A | C |
事故相手あり過失割合あり | 免責金額あり | B | D |
修理金額・内容に応じて下記をサービスいたします。
まず貴方の免責金額の負担を、できる限り弊社でカバーいたします(すべてカバーできる場合も多いですよ)。その後、 修理金額・内容に応じて下記をサービスいたします。
過失割合により、保険でカバーされない負担額がでてきます。 まず、その負担を弊社でできる限りカバーいたします。 その後、 修理金額・内容に応じて下記をサービスいたします。
免責金額・過失割合により、保険でカバーされない負担額がでてきます。 まず、その負担を弊社でできる限りカバーいたします。 その後、修理金額・内容に応じて下記をサービスいたします
。保険からの補償は受けられませんので通常修理となりますが、ご希望の金額・仕上がりにになるように努力いたしますので、ご安心ください。
上記サービスが必要ないお客様には、事故お見舞いといたしまして、下記を進呈いたします。
とにかく、ちゃんと車両保険に入っていれば事故にあっても安心、何かあったら保険会社が保険金を払ってくれるからそれで車を修理すればいいと思っている方。
車両保険は簡単そうですが、そこまで単純ではなく、その事故が保険の対象になるとは限らないのです。事故にあってから後悔する前に、きちんと情報収集をして希望の条件に合うように加入しましょう。
それと車両保険に入っているから使わなければ損だと思っている方も多いと思います。実際には使ったほうが損する場合もあります。修理代金の見積もりのときに、ちょっと考えてみることが大切です。生命保険などと異なり自動車保険には等級制度があり、一年間保険を使わなければ翌年は1等級上がり、事故を起こし保険を使うと3等級下がります(一部等級が据え置かれるケースもある)。
ノンフリート等級 割増・割引率表 | ||||||||||||||||||||
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等級 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
率(%) | 60 | 30 | 20 | 0 | 10 | 10 | 20 | 30 | 40 | 40 | 45 | 50 | 50 | 55 | 55 | 58 | 58 | 60 | 60 | 60 |
割増 | 割引 |
例えば現在7等級20%割引の場合、保険を使わなければ翌年は8等級30%割引となり、事故を起こして保険を使った場合、翌年は4等級割引0となるのです。
では実際に現在7等級20%割引、年間120,000円の保険に加入しているカーオーナーが車をぶつけてしまったケースを例に挙げて比較してみましょう。
保険を使った場合 | 保険を使わずに自費で修理した場合 | |||
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1年目 | 4等級(割引0) | 150,000円 | 8等級(30%割引) | 105,000円 |
2年目 | 5等級(10%割引) | 135,000円 | 9等級(40%割引) | 90,000円 |
3年目 | 6等級(10%割引) | 135,000円 | 10等級(40%割引) | 90,000円 |
3年間の合計金額 | 420,000円 | 285,000円 | ||
差額 135,000円 |
保険を使うか使わないかによって、上記のケースでは3年間で135,000円の支払い保険料の差が生じ、さらに車両保険を使う場合は免責(自己負担分)も考慮にいれなくてはならないのです。例えば免責が5万円の場合では135,000円の差額と併せ185,000円未満の修理に保険を使うと3年間で生じる保険料の差額のほうが大きくなります。上記はあくまでも例であり、自分の支払っている保険の金額、等級によって変わりますから修理するときにぜひ相談してみてください。
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